改!《アジアの声を届けるEnglish》

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EPA (Economic Partnership Agreement)

経済連携協定。
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安倍首相がASEAN諸国を歴訪中だが、
その中で最も苦悩している国がインドネシアである。

人口世界第四位と豊富な労働力を持つ資源大国であり、
BBCが毎年行っている各国好感度調査では
毎回80%以上の国民が日本を高く評価し、
日本に対する肯定評価では常に
世界1、2位となるまさに世界一の親日国と言える。

日本政府としても当然投資は惜しまない。
2005年度までの累計では円借款だけで4兆407億円。
加えて、無償資金協力が2471億円、
技術協力費も2752億円にのぼり、
合計なんと4兆5630億円となる。
中国への3兆4361億円を軽く凌駕する額である。

しかし、政府を挙げての投資や主要企業の進出が
効果を上げようとした1997年、
経済がまさにテイクオフしようとしたときに
アジア通貨危機が発生して全てをなぎ倒してしまう。

同時に、小学校を卒業してない者が国民の54%を占め、
教育程度が低いために質の大切さが理解できず
労働生産性が一向に上がらない問題も露見。

最低賃金では中国と変わりないが、
一人当たりの労働生産性では
中国の半分とまで言われる始末である。

ASEANが目指す巨大な貿易圏は2010年に完成予定で、
それまでにほとんどの製品で関税がゼロとなる。
関税の壁が無くなるのであれば当然、
コスト、品質、労働生産性の良い国が
生産拠点に選ばれることとなる。

ASEAN各国が日本などと経済連携協定を結び、
2010年を目指して自国のアピール合戦が
ますます熾烈になっていく中、
インドネシアの苦悩は募る一方である。
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